検索!お役立ち資料

 
皆様に参考となる資料を紹介するコーナーです。
お忙しい方でも、手軽にデータやトピックスにアクセス出来るように
工夫しています。
ご興味のある資料は検索してみて下さい。

  • 「生物多様性とパンデミック報告書」
    • 【月刊アフリカニュースNo.98掲載】
    • ・報告書によれば、 パンデミックは予防戦略がなければ、より頻繁に出現し、より急速に広がり、より多くの人々を失い、これまで以上に壊滅的な影響を世界経済に与えるであろう。
      自然界に見られる微生物の多様性からパンデミックが出現する。
       ・大多数(70%)の新たな疾患(例えばエボラ、ジカ、ニパ脳炎)、およびほとんどすべての既知のパンデミック(例えばインフルエンザ、HIV/エイズ、COVID-19)は、人獣共通感染症である。
       ・現在発見されていないウイルスは、170万種と推定され、多くは哺乳類と鳥類の宿主に存在すると推定されている。このうち、540,000~850,000が人に感染する能力を持つ可能性がある。
       ・パンデミックの可能性を持つ病原体の最も重要な宿主は、哺乳類(特にコウモリ、げっ歯類、霊長類)といくつかの鳥(特に水鳥)だけでなく、家畜(例えば、豚、ラクダ、家禽)である。
      人間の生態学的混乱と持続不可能な消費がパンデミックのリスクを促進する。
       ・パンデミックのリスクは急速に高まっており、毎年5つ以上の新しい病気が人々に出現しており、そのうちの1つが広がり、パンデミックになる可能性がある。
      ・人間の活動とそれが環境に及ぼす影響によって新しい病気が引き起こされるので、病気の出現で野生動物を非難することは、誤りである。
       ・土地利用の変化、農業の拡大と強化、野生動物の貿易と消費、およびその他の社会の動きによる環境の利用は持続不可能であり、野生動物とその微生物間の自然な相互作用を混乱させ、野生動物、家畜、人々、および病原体間の接触を増加させ、ほとんどすべてのパンデミックにつながる。
       ・COVID-19が世界経済に与える真の影響は、ワクチンが完全に配布され、その伝染が無くなった後にのみ正確に評価することができる。しかし、そのコストは2020年7月までに世界で8〜16兆米ドルと見積もられており、2021年の第4四半期までに米国だけで16兆米ドルになる可能性がある。(ワクチンがそれまでにコントロールに効果的であると仮定)。
       ・保護地域の保全と、生物多様性の高い地域の持続不可能な利用を減らせば、野生動物と家畜の接触を減らし、新しい病原体の波及を防ぐのに役立つであろう。
      土地利用の変化、農業の拡大、都市化が新たな疾患の原因である。
       ・土地利用の変化は、パンデミックの原動力であり、1960年以降に報告された新しい疾患の30%以上を引き起こしている。
       ・土地利用の変化には、森林破壊、主に野生動物の生息地における人間の居住、作物や家畜の生産の増加、都市化が含まれる。
      野生動物の貿易と消費は、世界的にパンデミック出現の重要なリスクである。
       ・野生動物の貿易は人類の歴史と共にあり、多くの国の人々、特に先住民族や地域社会に栄養と福祉を提供している。
       ・全ての野生の陸上脊椎動物の約24%が世界的に取引されている。国際的な合法的な野生動物取引は、過去14年間で価値は5倍以上増加しており、2019年には1,070億米ドルの価値があると推定されている。違法な野生動物取引は年間7~230億米ドルの価値があると推定されている。
      地球環境変化を減らすことはパンデミックリスクを減らすかもしれない。
       ・パンデミックリスクは、責任ある消費を促進し、持続不可能な消費―野生生物と
      野生生物由来の製品、および家畜からの肉の過剰消費―を削減することで減少する。
       ・保護地域の保全の対策として、生物多様性地域からの過剰な収穫、野生動物と家畜の接触を減し、新しい病原体の波及を防ぐ。
      現在のパンデミック戦略は病気が出現した後に病気をコントロールすることを目指す。
       ・この戦略は多くの場合、生物多様性に依存し、それに影響を及ぼす可能性がある。
       ・バンデミックに対する今までの対応は、病気の後の封じ込めとコントロールを目指し、
        ワクチンと治療開発へのアプローチであるが、病気が発生する前にパンデミックのリスクを減少することが期待される。
       ・ワクチンと治療開発は、自然界に見られる微生物、分子、遺伝子の多様性へのアクセスに依存している。
       ・多くの重要な治療は、先住民族の知識と伝統的な薬から得られている。
      結論
        この報告書は変革の必要性を主張し、学問的証拠を用いてパンデミックを防ぐための政策のオプションを提示している。政策の多くはコストが高く、実行が困難で、その効果が不確かに見える。しかし、経済的な分析から見れば,COVID-19の何兆ドルの影響に比べれば、僅かなものである、ましてや将来の疾病を考慮に入れれば、尚更である。

       

    • “Workshop on Biodiversity and Pandemics”
      Intergovernmental Platform on Biodiversity and Ecosystem Services(IPBRS)
          IPBRS、10月30日

      https://ipbes.net/sites/default/files/2020-10/20201028%20IPBES%20Pandemics%20Workshop%20Report%   本文

      https://ipbes.net/sites/default/files/2020-10/IPBES%20Pandemics%20Workshop%20Report%20Executive%20Summary%20Final.pdf  サマリー

  • アフリカ諸国COVID-19感染症数等
    • 【月刊アフリカニュースNo.97掲載】
    • ① African Arguments、https://africanarguments.org/ を開き、
      “Coronavirus in Africa Tracker: How many covid-19 cases & where? [Latest]”を開く。
      各国の当日までの感染者数表と過去の感染者数の推移グラフがある。

      ② AllAfrica,  https://allafrica.com/。を開き、
      Coronavirus (https://allafrica.com/coronavirus/)を開くと
      当日までの各国の感染者数、回復者数、死者数表と地図がある。

       

    • 国別の感染者数、回復者数、死亡者数については、以下リンクを参照されたい。

      ① 各国の当日までの感染者数表と過去の感染者数の推移グラフ
      African Arguments
      “Coronavirus in Africa Tracker: How many covid-19 cases & where? [Latest]”

      ② 当日までの各国の感染者数、回復者数、死者数表と地図
      AllAfrica
      Coronavirus

  • 「アフリカの鼓動:アフリカ経済の将来を決める要素の分析」
    • 【月刊アフリカニュースNo.97掲載】
    • ・アフリカ諸国はCOVID-19の最悪の感染拡大は避けられた様子であるが、
       パンデミックはまだ終結していない。第二波の危険性もある。
      ・COVID-19パンデミックはサブサハラ・アフリカの経済活動に大きな打撃を与え、過去10年間の経済発展を危険にさらしている。
      ・サブサハラ・アフリカ諸国の2021年の経済の回復は控えめなものであろう。また経済の見通しはかなり不確実である。この地域の2021年の実質GDPの成長率は、2019年の2.4%を下回り、2.1%であろう。これは人口増加率より低く、一人当たりGDPは6%以上縮小する。
      ・アフリカ地域のGDPは2021年には1.2%、2022年には2.1%の成長であろう。
      ・回復への道程は厳しいものであろう。多くの国がCOVID-19危機に弱い成長支持機関を抱えて巻き込まれている。
      ・COVID-19危機は多くの国でマクロ経済の脆弱性を暴露した。改革の勢いを高めることは重要であるが、簡単ではない。
      ・回復への望ましい道程は雇用の増加と経済改革を進めることであり、それが持続的、包括的成長の回復力への鍵となろう。
      ・デジタルインフラの拡大と手頃で、信頼のできる接続が、包括的な雇用機会を作ることになる。
      ・サブサハラ地域で仕事を作るためには、原料の輸出からより大きい付加価値とアフリカ
      内のバリュ―チェインへの変更が大切である。
      ・農村と都市、内陸部と沿岸部の接続の強化、都市への投資は、農業生産性を上げ、より効率的な雇用創出の場所に資源を割り当てることである。
      ・世界的なCOVID-19危機に”何らかの光”が見えるとするならば、デジタル経済の重要性の再認識であろう。多くのアフリカ諸国がこの機会を利用している。デジタル技術は農業の生産性の向上、公衆衛生システムの強化、社会保護システム強化に利用されている。構造改革の加速に利用している国もある。
      ・東アフリカではCOVID-19パンデミックに対応して、地域内貿易の増加のサインが見られる。
      ・サブサハラ諸国は人材、エネルギー、デジタル技術、インフラへの投資へ国際社会の支援を期待している。さらに、譲歩的な公式資金へのアクセスを必要としている。

      World Bank :Economic Downturn in Sub-Saharan Africa,
       *図表については、月刊アフリカニュースもしくは関連の頁にてご確認ください。

      The chart indicates growth from 2016 to 2019m, followed a contraction this year, then growth again in 2021 and 2022

       

    • “Africa’s Pulse, No. 22,: An Analysis of Issues Shaping Africa’s Economic Future”
      世銀、 10月20日
      https://openknowledge.worldbank.org/handle/10986/34587

      https://openknowledge.worldbank.org/bitstream/handle/10986/34587/9781464816482.pdf?sequence=15&isAllowed=y 本文

  • 「アフリカの不正金融流出」
    • 【月刊アフリカニュースNo.96掲載】
    • ・COVID-19パンデミックの被害を受けているアフリカ諸国は、持続可能な開発アジェンダ2030(ASD2030)を達成するために資源のより一層の動員が求められている。本報告書は不正な金融フローとアフリカの開発の経済、社会、環境の関係取り上げている。
      ・不正な金融フローは、アフリカと人々の将来への希望を奪い、透明性と説明責任を損ない、アフリカの国々や組織に対する信頼を損なうものである。資金の流出は、不正な金融逃避、税務および商業慣行の貿易出荷の誤請求や違法市場、腐敗、盗難などの犯罪行為などを含むものである。
      ・毎年、推定$886億、GDPの3.7%が不正な金融逃避としてアフリカから流出している。この逃避額は2013-2015年の平均値であり、毎年のODA $480億と外国直接投資$540億にほぼ等しい。
      ・2000-2015年の不正金融流出総額は$8,360億、2018年の外国債務総額は$7,700億であるのでアフリカは世界に対して、“ネット債権者”である。
      ・不正金融フローの内、採掘資源の輸出に関係するものは、2015年に$400億であり、アフリカからの不正金融フローの最大項目である。不正金融フローの推定額は大きいが、それでも問題とその影響を過小評価している可能性は高い。
      ・アフリカは現在の政府財収と開発援助では、SDGsの達成に必要な資金との差年$2,000億を埋めることはできない。
      ・資本逃避と不正金融フロー対策はインフラ、教育、保健、生産設備等の投資に必要とされる資金需要の一部となりえる。不正な資金逃避を抑制することで、サブサハラ・アフリカが2030年までに気候変動への適応と緩和に必要な資金$2.4兆のほぼ50%を調達できる。
      ・不正金融の問題の解決には、国際的な課税協力と汚職対策が必要である。国際社会は不正金融フローに対抗するために途上国の税務、税関機関の能力向上により多くの資源を投入すべきである。

       

    •  “Economic Development in Africa Report 2020: Tackling Illicit Financial Flow for     Sustainable Development in Africa”

      https://unctad.org/en/PublicationsLibrary/aldcafrica2020_en.pdf  本文

      https://unctad.org/en/pages/PressRelease.aspx?OriginalVersionID=573 プレスレリース

  • アフリカ諸国COVID-19感染症数等
  • 【月刊アフリカニュースNo.96掲載】
  • ①→ African Arguments、https://africanarguments.org/ を開き、
    “Coronavirus in Africa Tracker: How many covid-19 cases & where? [Latest]”
         を開く。各国の当日までの感染者数表と過去の感染者数の推移グラフがある。

    ①→ AllAfrica,  https://allafrica.com/。を開き、
      Coronavirus (https://allafrica.com/coronavirus/)を開くと
    当日までの各国の感染者数、回復者数、死者数表と地図がある。

  • アフリカ諸国COVID-19感染症数等
    • 【月刊アフリカニュースNo.95掲載】
    • ① African Arguments、https://africanarguments.org/ を開き、
      “Coronavirus in Africa Tracker: How many covid-19 cases & where? [Latest]”を開く。
      各国の当日までの感染者数表と過去の感染者数の推移グラフがある。

      ② AllAfrica,  https://allafrica.com/。を開き、
      Coronavirus (https://allafrica.com/coronavirus/)を開くと
      当日までの各国の感染者数、回復者数、死者数表と地図がある。

       

    • 国別の感染者数、回復者数、死亡者数については、以下リンクを参照されたい。

      ① 各国の当日までの感染者数表と過去の感染者数の推移グラフ
      African Arguments
      “Coronavirus in Africa Tracker: How many covid-19 cases & where? [Latest]”

      ② 当日までの各国の感染者数、回復者数、死者数表と地図
      AllAfrica
      Coronavirus

  • 講演会イベント
  • 各国・地域情報バナー
  • 検索バナー
  • 外務省人事バナー
  • 在外公館一覧バナー