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  • 「ダイナミックなアフリカ開発:生産改革向上を目指して」
    • 【月刊アフリカニュースNo.86掲載】
    • 主要点 
      1)アフリカ市場は成長と生産改革向上のポテンシャルをもっている:
      ・GDPの成長率は、2000年以降4.6% 
      ・成長の69%は大陸内需要の伸び
      ・アフリカ大陸自由貿易圏の成立  
      ・アフリカの企業は成長のポテンシャルを保有。2018年には12億ドルの資本を集めている。
      ・生産改革の拡大、特に雇用の増加に結びついていない
      ・生産改革の拡大により、2030年まで毎年2900万人の雇用創出が必要
      2)生産改革の拡大のための政策:
      ・企業のクラスターの作成のための支援 
      ・地域的な生産ネットワーク、バリューチエンの作成
      ・輸出市場における非関税障壁等の廃止への働きかけ
      3)地域別政策:
      ・南部アフリカ:南部アフリカでは、2000年以降GDPにおける製造業の割合が減少し、非工業化が進んでいる。SADCの戦略は、資源依存の成長から付加価値、知識集約的工業化への変更である。南アフリカ企業のバリューチエンと結び付き、中小企業が世界的なバリューチエンに組み込まれる可能性を探るべきであろう。
      ・中央アフリカ:生産改革は遅滞している。地域は資源の生産と輸出に依存している。木工製品、貴石の加工等競争力のある部門を伸ばす工夫が必要であろう。地域統合、特別経済ゾーンによる部門別ビジネスの促進、ビジネスの多様化などが必要。
      ・東アフリカ:自給農業から高い付加価値のある農業、労働集約的な製造業へ転換している。サービス部門が最大の付加価値を生んでいる。人材育成、ビジネス環境の改善、また将来性のある産業―金融サービス、デジタル経済、観光などの育成が期待されている。
      ・北アフリカ:技術集約的な経済発展と資源の輸出に依存している経済を観察できる。現存の産業クラスターの更なる多様化が期待される。現行の地域内貿易の振興のために、非関税障壁の撤廃、技術的な基準の統一が必要である。より良い労働市場のための規制の改善、知的財産の保護、ビジネス規制の改善などがビジネス環境の改善に繋がろう。
      ・西アフリカ:15ヶ国は、原料の輸出に依存し、工業化、バリューチエンの内に組み込まれていない。金融と経済の地域統合が進んでいるにもかかわらず、競争力、イノベーションにおいて、進歩がない。地域的な補完性の強化、企業家の先進性、市場へのアクセス、税制の改善等の施策が原料の加工、輸出を増進するであろう。

       

    • 資料名“Africa’s Development Dynamics 2019;Achieving Productive Transformation”
      African Union and OECD、 2019年11月
      https://www.oecd-ilibrary.org/docserver/c1cd7de0-en.pdf?expires=1574858021&id=id&accname=guest&checksum
      =EBA8688DAAF83E646E0F1CE72B376DA7

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