
皆様に参考となる資料を紹介するコーナーです。
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ご興味のある資料は検索してみて下さい。
- アフリカ諸国COVID-19感染症数等
- 【月刊アフリカニュースNo.95掲載】
- 国別の感染者数、回復者数、死亡者数については、以下リンクを参照されたい。
① 各国の当日までの感染者数表と過去の感染者数の推移グラフ
African Arguments
“Coronavirus in Africa Tracker: How many covid-19 cases & where? [Latest]”② 当日までの各国の感染者数、回復者数、死者数表と地図
AllAfrica
Coronavirus
① African Arguments、https://africanarguments.org/ を開き、
“Coronavirus in Africa Tracker: How many covid-19 cases & where? [Latest]”を開く。
各国の当日までの感染者数表と過去の感染者数の推移グラフがある。
② AllAfrica, https://allafrica.com/。を開き、
Coronavirus (https://allafrica.com/coronavirus/)を開くと
当日までの各国の感染者数、回復者数、死者数表と地図がある。
- 「中国の一帯一路イニシァティブについて、過剰債務で受取国の難題という神話」
- 【月刊アフリカニュースNo.95掲載】
- “Debunking the Myth of ‘Debt-trap Diplomacy’How Recipient Countries
Shape China’s Belt and Road Initiative“
Chathaum House 、Lee Jones and Shahar Hameiri、8月25日
https://www.chathamhouse.org/sites/default/files/2020-08-25-debunking-
myth-debt-trap-diplomacy-jones-hameiri.pdf
・中国の一帯一路計画は、中国の地政学的戦略として持続不可能な債務を負わせるものとして描かれている。しかし、中国の開発金融機関は細分化されていて、詳細な目的を共同して追求するようにはできていない。受入国の政府の政治経済的な利益の追求が本計画を進めている。
・一帯一路計画は、多様な二国間の政治経済の動きやガバナンスが不十分なままに計画、実施されているので、その結果として、否定的な経済、政治、社会、環境問題が生じ、中国政府は計画の調整に追われている。
・スリランカとマレーシャの例が中国の「債務トラップ外交」の「犠牲者」として広く知られているが、プロジェクトは受け入れ国のイニシャティブで始まったものであり、債務問題は地元のエリートと西欧の金融市場で起きた問題である。中国は両国において否定的な反応を得ているが、受け入れ国の大きな利益に比較すれば、比較にならない。
・プロジェクトの質の改善のためには中国は一貫した十分なリスク評価能力と厳格で明確な統合された意思決定システム作るべきであり、中国における既得権益も取り組む必要性があろう。
・受け入れ国もプロジェクトの有用性と財政的な可能性についての評価に責任がある。また、プロジェクトの実施される地域の人々の利益について、中国側との交渉の責任がある。
・受入国の市民社会と野党は、プロジェクトの透明性と市民の参加、デザイン、実現可能性について焦点を絞り、努力すべきである。
- アフリカ諸国COVID-19感染症数等
- 【月刊アフリカニュースNo.94掲載】
- 国別の感染者数、回復者数、死亡者数については、以下リンクを参照されたい。
① 各国の当日までの感染者数表と過去の感染者数の推移グラフ
African Arguments
“Coronavirus in Africa Tracker: How many covid-19 cases & where? [Latest]”② 当日までの各国の感染者数、回復者数、死者数表と地図
AllAfrica
Coronavirus
① African Arguments、https://africanarguments.org/ を開き、
“Coronavirus in Africa Tracker: How many covid-19 cases & where? [Latest]”
を開く。各国の当日までの感染者数表と過去の感染者数の推移グラフがある。
② AllAfrica, https://allafrica.com/。を開き、
Coronavirus (https://allafrica.com/coronavirus/)を開くと
当日までの各国の感染者数、回復者数、死者数表と地図がある。
- 「アフリカ経済見通し、2020、COVID-19の最中にあって」
- 【月刊アフリカニュースNo.94掲載】
- “African Economic Outlook 2020 Amid O VID–19”
African Development Bank、 7月9日
https://www.afdb.org/sites/default/files/documents/publications/afdb20-04_aeo_supplement_full_report_for_web_0705.pdf
・COVID-19感染者数は7-14日ごとに、倍増している。33ケ国は貧弱な医療設備しかないので、パンデミックに対しての準備は貧弱である。パンデミックは大陸の現在までの発展軌道を覆す可能性もある。人道的にも公衆衛生の視点からも大災害となる可能性もある。
・アフリカの2020年のGDPは、パンデミックの影響は厳しいが短い期間というベースラインシナリオでは1.7%の成長。最悪のケースシナリオでは、―3.4%である。
・2021年に部分的な回復というシナリオでは、3%の成長が予測されえる。
・各国の影響は経済の構成とパンデミックの始まった時の経済状況によって大きく異なる。
観光依存国、石油輸出国、他の資源依存国は、観光客の激減、石油価格の下落、資源需要と価格の下落等によって、厳しい影響を受けるであろう。このような国の経済はマイナス4%位の落ち込みとなろう。その他の経済構造が多様化している国々はショックに対して弾力的に対応できよう。
・財政赤字は倍増し、追加的な債務はGDPの10%のレベルに達するであろう。パンデミックは公共分野では$1220億の追加の資金調達を必要としよう。しかし、世界金融市場は縮小し、安全第一となり、流動性は大いに減少しよう。外国直接投資、海外からの仕送り、ポートフォリオフローも減少しよう。
・パンデミックの直接的な影響は2,300万人以上の弱い労働者の職を奪い、極度の貧困に苦しむ人々は4億6300万人に上る。これが最悪のシナリオである。
・アフリカ諸国の政府と開発支援国は、協調し、目標を定め、迅速にすべての政策手段を動員しなければならない。次のような政策手段が考えられる;
(1) ウイルスの拡散を封じ込め、死亡者を最小限に抑えるための目標を定めた公衆
衛生手段、(2)流動性の制約と支払い能力リスクを軽減するための通貨政策、
(3)経済的な影響の緩和と脆弱なグループを保護するための財政政策、(4)労働者と彼らの雇用を守るため労働市場政策、(5)COVID-19後と将来のショックに対応するため回復力を付ける政策。
・経済活動を再開するために、政策作成者は順序だった段階的なアプローチを採択する必要がある。経済活動再開と国民の健康状態のトレードオフを慎重に評価しなければならない。経済活動は異なる分野間の感染リスクを考慮し段階的に進めなければならない。製造業、建設業、小売業などが最初に再開することが出来よう。次にホテル、学校、レストラン、スポーツ、劇場などの再開が考えられる。
- 「新型コロナウイルス/アフリカの感染者数」
- 【月刊アフリカニュースNo.93掲載】
- WHO:Johns Hopkins: nCoV. 6月15日現在
https://africanarguments.org/2020/04/29/coronavirus-in-africa-tracker-how-many-cases-and-where-latest/
尚、国別の感染者数、回復者数、死亡者数については、以下リンクを参照されたい。
https://allafrica.com/coronavirus/#covid19-map*配置されている表については、下記本文をご参照願います。
https://africanarguments.org/2020/06/26/coronavirus-in-africa-tracker-how-many-cases-and-where-latest/
【前号No.92(6月号)に続き掲載】
*配置されている表については、下記本文をご参照願います。
Confirmed coronavirus cases in Africa: 452,644(6月15日現在:244,454)
Recovered: 217,923(6月15日現在:111,659)
Confirmed coronavirus deaths: 11,015(6月15日現在: 6,566)
- 「地域経済見通し: サブサハラ・アフリカ」
- 【月刊アフリカニュースNo.93掲載】
- “Regional Economic Outlook for Sub-Saharan Africa”
IMF, 6月29日
https://www.imf.orgimfr/en/Publications/REO/SSA/Issues/2020/06/29/sreo0629
・今年の成長予測は4月の予測マイナス1.6%より悪化しマイナス3.2%である、
・成長率は2021年には3.4%が予測されているが、実施されている各種の制限の段階的解
除とこの地域におけるパンデミックが他地域の経験程悪化しない仮定である、
・成長率の減少は、観光と資源への依存の高い国ほど高いであろう。資源に依存
しない国の成長は殆ど変化がないであろう、
・2ケ国を除いて、すべての国の一人当たり実質所得は0.1%から15%減少するであろう、
・平均して、地域全体の一人当たりの所得は、2019年10月の予想水準に比べて7%減少し、10年近く前に見られた水準に近い、
・一人当たり実質GDP は20202年には5.4%減少するが、2021年には1.1%が予測されている、
・地域としての政策は公衆衛生の保護、危機で最も大きな打撃を受けた人々や企業への支援、復興の促進に引き続き焦点を当てるべきである。
・パンデミックにより1998年以来の世界の貧困の増加が予測されているが、サブサハラ・アフリカでは新たに2,600万人が極端な貧困に追い込まれ、その合計は3,900万人となろう。
*配置されている表については、下記本文をご参照願います。