検索!お役立ち資料

 
皆様に参考となる資料を紹介するコーナーです。
お忙しい方でも、手軽にデータやトピックスにアクセス出来るように
工夫しています。
ご興味のある資料は検索してみて下さい。

  • 「アフリカ全般:アフリカ経済報告書 2019」
    • 【月刊アフリカニュースNo.77掲載】
    • 1月17日の、アフリカ開銀が発表した「African Economic Outlook 2019」によると、アフリカ経済は、引き続き堅調な成長を続けており、GDP成長は2019年に4.0%、2020年には4.1%が予想される。しかし、マクロ経済や雇用情勢が改善するためには製造業が成長をけん引することが必要であると述べている。
      同報告書の主要テーマは、以下のとおり3つの課題に焦点を当てている。
      (1)アフリカのマクロ経済動向と展望
      (2)雇用、成長、企業のダイナミズム
      (3)アフリカの経済繁栄に向けた地域統合
      アフリカ各国が抱える債務については、全体として債務は増えているが、債務危機のシステミック・リスクはないとしている。雇用と成長については、現在の労働人口の伸び率を踏まえ、失業率を増やさないためにアフリカは毎年1,200万の新たな雇用を生み出す必要がある。また、アフリカ各国の比較優位を確立し、協調の下での工業化の努力を続ける必要があり、特に製造業による成長は雇用創出にもっとも高い効果があると述べている。アフリカの地域統合に関しては、アフリカが世界のビジネスセンターとなりうる、競争力を持った市場となる為には、国境の垣根を越えた「ボーダーレスアフリカ」の実現が、重要な基盤の一つとしている。
      尚、報告書の中で、最新のデータや分析を用いて、2018年3月にアフリカ諸国44か国が署名したアフリカ大陸自由貿易協定(Continental Free Trade Agreement: CFTA)が、全てアフリカ諸国に大きな恩恵をもたらすとし、実行して、うまくいった場合に、アフリカのGDP成長率を4.5%(年間1,340億米ドルに相当)に引き上げる可能性のある以下5つの通商政策措置が示されている点も、参照されたい。
      ・アフリカにおけるすべての二国間関税の撤廃
      ・簡素、柔軟、かつ透明な原産地規制の継続
      ・モノとサービスに対するあらゆる非関税障壁の撤廃
      ・越境貿易の時間及び非関税取引コストの削減に向けたWTO貿易円滑化協定の履行
      ・アフリカ以外の発展途上国との関税・非関税障壁を50%削減するための交渉

    • 資料名“African Economic Outlook 2019”African Development Bank Group、1月17日
      https://www.afdb.org/en/knowledge/publications/african-economic-outlook/

  • 「アフリカ全般:分裂した大陸」
    • 【月刊アフリカニュースNo.77掲載】
    • Nic Cheesemanは、バーミンガム大学の政治学教授であり、市民団体でも幅広く活動している。アフリカ諸国の政治分析では、多くの優れた業績を上げている。
      2015~2017年の間に、アフリカ諸国の政治・経済の改革とガバナンスにおいて質的な後退が見られる。
      (政治)ほとんど全てのアフリカ諸国が、複数政党制のもとでの選挙を行い、民主主義が維持されていると観察できる。しかし、民主主義の指標を調べて見ると、ここにも後退が見られる。
      (経済)“発展するアフリカ”の期間の後に、経済改革が失速している。資源需要と価格の低下、経済多角化の失敗と政治の不安定が原因である。
      政治と経済の改革を結びつけて観察すると、不安的な政情、汚職と無駄の削減の失敗、政治におけるコンセンサスと、政府の正当性の欠如が、幾つかの国におけるガバナンスの質的低下を招いている。
      結果として、アフリカ諸国の政治と経済は両極端の間に分布しており、近い将来に一つの共通の立位置に纏まることは無かろう。
      (Bertelsmann Transformation Index (https://www.bti-project.org/en/home/)は、129の途上国の民主主義、市場経済とガバナンスについて詳細な国別分析が報告されている。)

    • 資料名“A Divided Continent Regional Report Africa”
        Nic Cheeseman、 Bertelsmann Stifung、2019年
      https://www.bertelsmann-stiftung.de/fileadmin/files/BSt/Publikationen/GrauePublikationen/Regional-Report_NW_BTI-2018_Africa-A-Divided-Continent_2019.pdf

  • 「国連:アフリカ地域における食糧安全と栄養についての報告書」
    • 【月刊アフリカニュースNo.77掲載】
    • 本報告書によれば、アフリカにおける飢餓状態は増加傾向にある。主な理由として、世界的経済状況、気候変動(エルニーニョ等)、穀物価格の高騰が挙げられる。
      栄養不良の人口も増加し、アフリカ人口の20%(2億5700万人)と推定されている。2015年より3450万人増加している。全体の約50%が西アフリカ地域であり、30%が東アフリカ地域である。
      報告書は、食糧確保と栄養摂取を可能とする多分野を、横断的に結ぶ6施策についての提案がなされている。

    • 資料名“The 2018 Africa Regional Overview of Food Security and Nutrition Report”
      UN Economic Commission for Africa(ECA)、2月13日
      https://www.uneca.org/sites/default/files/PublicationFiles/sofi_report_2018.pdf

  • 「腐敗認識指数(CPI)2018」“Corruption Perceptions Index 2018”Transpearncy International、1月29日
    • 【月刊アフリカニュースNo.76掲載】
    • 腐敗指数(CPI)は、180ヶ国における公的部門の腐敗を専門家とビジネスマンに
      より、0‐高い腐敗から100‐清潔に分類したものである。
      3分の2の国が、50以下であり、平均は43である。
      腐敗は民主主義の継続を危うくするものである。腐敗が民主的な制度を破壊し、
      弱い制度が民主主義を脅かす悪循環が認められる。
      良い方のトップは、デンマーク(88)とニュジーランド(87)であり、ボトムは
      ソマリア(10)、シリア(13)と南スーダン(13)である。
      サブサハラ・アフリカの平均は、32であり、東欧、中央アジアの平均が35で
      続いている。
      サブサハラ・アフリカ地域は政治的にも社会・経済的にも大きなコントラストを
      有する地域である。多くの国が民主化を選んでいるが、幾つかの国は専制的な政府が
      政権を握っている。専制的な国々では、汚職撲滅の努力が、脆弱な制度や紛争に
      よって効果を上げていない。
      セーシェルやボツワナの様に、高いCPIを記録している国もあり、両国では民主的
      制度が効果的に機能している。しかし、両国はこの地域では例外と言える。
      コートジボワールとセネガルは大幅なCPIの改善を記録している。この改善は
      法改正、政治的制度的な改革が、CPIの改善に貢献している。
      ケニアと南アフリカでは市民が汚職撲滅運動に参加しており、モバイルの利用に
      よって情報が素早く拡散していることも指摘しておきたい。

    • https://www.transparency.org/cpi2018
  • アフリカ:2019年 選挙日程 2019 African election calendar (Updated December 2018)
    • 【月刊アフリカニュースNo.75掲載】
    • 日程については、あくまでも現時点での情報である。

      2019 African election calendar
      Updated December 2018
      Country Election Date
      Algeria President 17 Apr 2019
      Botswana National Assembly & local Oct 2019
      President (by National Assembly) 2019 after Oct elections
      Cameroon National Assembly, Senate & local Oct 2019 (postponed from late 2018)
      Chad National Assembly & local May 2019 (postponed from 30 Nov 2018)
      DRC Local Postponed to Oct from Nov 2016
      Egypt Local by Jul 2019
      Ethiopia Local 2019 (postponed from 2018)
      House of the Federation (indirect) 2019
      Ghana District & Referendum on Metropolitan, Municipal and District Chief Executive elections Sep 2019
      Local & Unit 2019
      Guinea National Assembly 3 Feb 2019
      Guinea-Bissau National People’s Assembly & Senate Postponed to Dec 2018 or Jan 2019 from 18 Nov 2018
      President 2019
      Libya Referendum Feb 2019
      President & Parliament 2019 (after referendum)
      Madagascar National Assembly 2019?
      Provincial, regional & local 2019?
      Malawi President, National Assembly & local 21 May 2019
      Mali National Assembly Apr 2019; Posponed from Nov & Dec 2018
      Mauritania President & Senate (1/3) Mid 2019
      Mozambique President, National Assembly & provincial 15 Oct 2019
      Namibia President & National Assembly Oct 2019
      Niger Local 13 Jan 2019; postponed from 8 Jan 2017
      Nigeria President, House of Representatives & Senate 24 Feb 2019
      Governors & State Assemblies 31 Mar 2019
      Senegal President, regional 24 Feb 2019
      Local 1 Dec 2019
      Somaliland (autonomous region) House of Representatives & Senate No date, postponed from Mar 2019
      South Africa National Assembly & Provincial Legislatures Apr/May 2019
      President by National Assembly 2019 after May elections
      Tunisia House of Representatives, House of Councillors Oct 2019
      President Dec 2019

    • https://www.eisa.org.za/calendar2019.php
  • 「子どもとエイズ:2030年の世界で」“Children, HIV and AIDS: The world in 2030”
    • 【月刊アフリカニュースNo.74掲載】
      ユニセフ(国連児童基金)は、12月1日の世界エイズデーに合わせて、掲題報告書
       を発表した。世界で、300万人の子どもと若年層が、HIVとともに生き、その半数以上
       が東部・南部アフリカ地域にいると指摘している。
      2030年までに、10歳以下の子どものHIV感染は半減するが、10歳から19歳の若年層の感染の減少率は29%に留まるであろう。そして0歳から19歳までの年齢領域で考え
       ると、HIV感染は3分の1減少し、2030年には27万人になると予測している。
      また、子どもと若年層のHIV関連死も、現在の11万9,000人から2030年には5万6,000人に減少すると見込んでいる。詳細は、本報告書のとおりであるが、「地域別の
      HIVの現状と今後」、「HIV対策に関する課題へのアプローチ」など、詳細が報告され
      おり、 その中で、HIV感染者は減少傾向だが、本来のHIV撲滅という目標には程遠い
      状況も述べられている。
    • https://data.unicef.org/wp-content/uploads/2018/11/HIV-2030-Brochure-UNICEF-2018.pdf