フォーラム

第4回大使を囲む懇談会開催

  • 倉光英彰・駐コートジボワール大使を囲む懇談会
  • 5月7日午後、国際文化会館会議室において倉光秀彰駐コートジボワール大使を迎え、同国の近況について伺う会を開催しました(会員企業等から出席者計
    30名)。先ず倉光大使より、同国の一般情勢(人口、面積、アビジャンは同地域の天然の良港の一つであることなど)、政治情勢(2010年の大統領選挙後上位2候補者とも勝利を宣言し二重政府状態となり翌2011年武力衝突が発生したが、その後国民和解に至った、来年の選挙には当時と同一の候補者が再び争う構図となっているが、高齢の候補者は後継者を推す可能性もある、いずれにせよ国民は10年前のような内戦は忌避したい態度と見られる)、経済状況(選挙危機後は平均年9%の経済成長を示し、2020年の新興国入りを目指し国家開発計画(PND)を策定した、主要産業はカカオ、カシューナッツ、ゴム、石油・ガス等でGDPは約373.5億米ドル(2017年)、課題は貧困対策と特に若年層の雇用確保、投資環境整備、産業の多角化等と見られる、カカオ豆の生産量は世界一)、外交関係、日本との二国関係(独立以来友好関係にあり、日本は同国を西アフリカの重要国の一つとみなしている、進出企業の概略、在留邦人数など)及び日本の対同国経済協力基本方針(持続的な社会の安定及び経済社会開発の促進)などについて説明があり、次いで出席者から同国のカカオは直接日本に入ってこないが欧または東南アジアの国と組めば直接入ることが可能になるか、建設業はかなりの人員を送り込むこととなるので、来年の選挙後また混乱が生じたりする事態を懸念している、過去において近隣国でエボラ出血熱などの流行病が猛威を振るったことがあったが、同国では被害が出たのか、上下水道などの水処理関係とゴミ収集などで、日本の中小企業が活躍する余地があるか、今後西アフリカの物流の拠点はどこになると見込まれるか、同国の非居住者が同国で企業を経営できるか、内戦当時政府軍で働いた兵士への給料支払い問題は決着したのか、大使館が兼轄するトーゴの現況の概略を知りたい、などの諸点について質問がありました。
    5月7日午後、国際文化会館会議室において倉光英彰駐コートジボワール大使を迎え、同国の近況について伺う会を開催しました(会員企業等から出席者計19名)。冒頭黒木大使より最近の同国の概況について、政府の実効支配ができていない北部(CMAとPLATFORMEが並立しているところに最近ではイスラム過激派が勃興し、2013年には首都バマコ近くまで迫った)、中部(部族抗争が激化しているが、背後に地球温暖化による緑地の減少に起因する土地争いの問題があり、治安の危機が生じている)と仏の提唱により生まれた5か国(モーリタニア、マリ、ブルキナ・ファソ、ニジェール及びチャド)からなるG5サヘル合同軍の活動状況、南部の状況等、マリ国軍・国連MINISMA・仏駐留軍等の兵力と和平合意履行状況、経済概況(金、ウランの他、畜肉、コットンなどを産し、経済成長率は6%)と、IMAM(イスラムの有力な僧侶)によるとみられる最近の首相更迭、仏、中国他の動きの等について説明があり、次いで出席者より、政府のコントロールが国内に及んでいないという状況は極めて異例と思われるところアフリカの他国でこのような例があるか、最近の閣僚交代はより進むのか、在留邦人数、仏がマリに有する権益はまだあるのか、海外安全情報では現在のマリはどのような区分となっているのか、バマコを出るとすぐ治安状況が悪い地域に入るのか、などについて質問が出されました。
    (担当委員:鈴木優梨子)

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