フォーラム

第2回大使を囲む懇談会開催

  • 黒木大輔・駐マリ共和国大使を囲む懇談会
  • 4月24日午後、国際文化会館会議室において黒木大輔駐マリ大使を迎え、同国の近況について伺う会を開催しました(会員企業等から出席者計11名)。冒頭黒木大使より同国内政の基礎的概観(1960年の独立以来,黒人主導の中央政府の実効支配が元々あまり及ばない北部では白人種ベルベル系のトゥアレグ人武装勢力がたびたび武装反乱を起こし,2012年の大反乱では北部分離独立宣言に至り、その傍らでジハーディストまでもが首都に向け南下する危機的状況に陥ったが、仏軍の介入をもってようやくマリ政府は存続したこと,しかし,割拠する複数のトゥアレグ武装勢力の抗争とジハーディストの活動は依然として続き、マリ政府と北部のトゥアレグ2大武装勢力間の和平合意の実施支援のための国連MINUSMA軍、仏駐留軍、G5サヘル合同軍などが任務を行っているものの治安劣化は止まらず北部から中部へと拡がり統一国家としての隊をなしていないこと、またジハーディストとトゥアレグが人的に重なる面があることなど)と右を踏まえた各国境の状況、また12の政党の連立に乗る現政権が今年7月に大統領選を迎えること、経済開発状況(特に金と綿花、ウラン鉱床)などについて説明を行いました。
    その後出席者よりアルジェリアとの国境付近の治安情勢、米兵がニジェールで殺害されたが、米はマリに派兵しているのか(直接の派兵はないがNATOの枠組みで対仏軍事協力を実施)、北部からのジハーディストの南下を食い止めるのはマリということになっているのか、米軍はマリ軍への訓練を行っているのか(マリ軍人の米士官学校への留学等は実施中)、仏が支援する理由、国内政党は部族ごとに分かれているのか、国内の治安維持のための努力は北部には全然届いていないのか、中国とロシアの存在感はいかなるものか、CILSS(サヘル経済協定)の本部がマリにあるのは、マリがCILSSの中心であるということか、などについての質問がありました。

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